高校生から始めるスポーツの習い事ランキングベスト6!
学校の部活動が本格化する高校時代。スポーツは部活動で、という人がほとんどですが、なかには「文化部に所属しながら、学校外でスポーツをしたい」という人もいると思います。
そこで今回は、高校生が学校以外で習い事として行うスポーツをランキングでご紹介します。
※ランキング情報元は、ベネッセ教育総合研究所 第2回 学校外教育活動に関する調査を元にしています。
1位 スイミング
高校生が学校外で行うスポーツの1位はスイミング。民間の教室や、スポーツクラブなどで泳いでいる人の割合が多いようですが、その多くは、小学校時代や中学校時代から続けてきている人のようで、選手コースとしてかなり本気で練習しているというケースがほとんど。
ただ、水泳は生涯スポーツとして知られており、高齢になっても続けていけるスポーツ。体力向上や体作りという観点でも優れています。
そのため、長い目でみて、自分のためになるスポーツと考えられます。
2位 ダンス
ほかのスポーツにくらべ、ダンスは部活動として確立されている学校がまだ少ないと思われます。そのため、ランキングでも上位に入ってきました。ダンスブームのなか、ダンススクールやスポーツジムなどで、初心者向けのレッスンもたくさん行われています。ジャンルもヒップホップやブレイクダンスといったストリートダンスなど、華やかでカッコいいものもあり、高校生になって興味を持つ人も多そうです。ダンスにはリズム感や筋力、持久力、柔軟性が必要となりますが、はじめは難しくても徐々に慣れていくことができるでしょう。
3位 空手
空手は、部活動とそれ以外の道場でルールなどが変わってくるスポーツ。高校の部活動で行われる空手は、ノンコンタクト空手と呼ばれ、攻撃を寸前で止めて相手に直接当てないというものが主流のようです。K-1などで見られるフルコンタクト空手は、極真会館などで行われています。
そのため、本格的にフルコンタクト空手をやりたいという人は学校の部活動を選択しないのではないでしょうか。
また、小学校の頃などから続けてきた道場や教室などに残りそのまま高校生になっても続けているというケースも少なからずあると思われます。
4位 テニス
民間のテニススクールが充実しているためか、部活ではなくテニススクールを選択しているという高校生も多いようです。そのほかにも、幼少の頃から続けてきたスクールでそのまま練習をしている人や、学校ではテニス部で活動をしながら、さらに強くなるためにスクールにも通うという人もいるようですね。
スクールの場合は、下級生だからといって球拾いだったりをする必要もなく、大人も含めさまざまなレベルの人がいるので、上達への近道かもしれませんね。
5位 サッカー/フットサル
高校の部活動には所属せず、クラブチームのユースに所属する人も多いサッカー。トップレベルの選手になると、U-17などの選手に選ばれ、日本代表として国際試合なども経験していきます。U-17代表チームは、高校の部活に所属している人もいますが、大半はJリーグのユースチームに所属しています。また、そんな高いレベルの話でなくても、部活やユースチーム所属ではなく、仲間同士でフットサルチームを作って楽しむという人もいるようです。
ちなみにサッカーの日本代表選手も、高校時代に部活をやっていた人と、ユースチームに所属していた人が半々ぐらい。
香川真司選手はユースチームに所属していました。当時の映像を見つけたのでご覧ください。
6位 野球
野球は好きだけど、さまざまな理由で高校の部活はやりたくない、という人は少なからずいるようで、草野球チームによっては高校生もOKというチームは多いようです。草野球といっても、レベルはさまざま。楽しむことに主軸を置いているチームもあれば、10代~20代を中心にリーグ戦や大会で勝ち進むことを目指しているチームもあります。自分がどのように野球をしたいかによって、チームを探してみてはいかがでしょうか?
その他
マラソンやジョギング、冬季はスキーやスノーボードといったスポーツも、高校生が部活以外で行っているスポーツのようですが、それらは習い事というよりも、自己流で楽しむというケースが多いと考えられます。
高校生は、受験という大きなイベントが控えていることもあり、部活動以外でスポーツを習う人は絶対数としては多くありません。
とくに部活以外でスポーツをしている人は、本気で高いレベルを目指していたり、すでに高いレベルで競技をしている人がほとんどと考えられます。
とはいえ、勉強の合間に運動をすることは、心身ともに良い影響があることは確かだと思われます。
部活動以外でも、高校生がスポーツをする機会が増えるといいですよね。