東京マラソン抽選倍率の推移と2016大胆!倍率予想
[引用:カゴメ株式会社ニュースリリース]
「等身大パトレイパー」「ランニングポリス」「ウェアラブルトマト」。
2015年2月22日開催された東京マラソンに関連して
twitterユーザーで話題になった上位のワードです。
日本人最高の7位に入った今井正人選手はもちろん
東京マラソンは、今年もいろいろな話題を提供してくれました。
出場するための抽選倍率が、年々増え続ける東京マラソン。
これまで行われた東京マラソンの抽選倍率の推移と
2016年大会の倍率予想を大胆に行ってみました。
2013年から3年連続で抽選倍率10倍超え
2007年に第1回大会が開催されてから
回を重ねるごとに申込者数が増え続け
2013年の第7回大会には10倍超えの約10.3倍。
2015年の第9回大会は約10.7倍で
過去最高の狭きスタートゲートとなりました。
すでに、2016年は2月28日開催と決定。
大会参加を目指すランナーのレースは
もう号砲が鳴っているのかもしれません。
東京マラソン2016の抽選倍率を左右する
さまざまな要因を5つピックアップ。
抽選倍率を押し上げて11倍の大台に乗るか
あるいは押し下げるのか、分析を試みたいと思います。
1 マラソンブームにとどまらず抽選倍率↗︎
皇居ランをはじめ、公園などでマラソンや
ジョギングを楽しむ人をよく見かけます。
実際、日常的にランを行っている人のデータをみると
男性は、40歳代と50歳代のランナーが増え
女性は、20歳代のランナーが急激に伸びています。
カラフルなウェアに身を包んだ女子ランナーを
よく見かけるのをデータが裏付けています。
健康と美、そしてファッションがうまく結びついた好例。
この傾向は、しばらく続くとみていいでしょう。
晴れのステージを目指す人は増え続け
東京マラソン2016の抽選倍率は上昇すると考えます。
2 「東京オリンピック」効果で抽選倍率↗︎
[引用:東京の観光公式サイト]
2020年に開催される「東京オリンピック」。
東京マラソンを人気イベントに成長させた影の主役です。
少なくとも、「東京オリンピック」が開催されるまで
東京マラソンの抽選倍率を押し上げる大きな要因となります。
3 リオ・オリンピック・イヤーの好影響で抽選倍率↗︎
2016年は、リオデジャネイロ大会が開催される
4年に一度のオリンピック・イヤー。
東京マラソン2016の追い風になることは確実です。
4 外国人観光客の増加をテコに抽選倍率↗︎
東京マラソンの外国人ランナー参加者は
年々増えてはいるものの2015年は数千人程度。
一方、海外で開催される東京マラソンのような
都市型マラソンの外国人の参加者数はケタ違いの多さです。
日本を訪れる外国人観光客は、2014年に過去最多を記録。
円安で観光客が増えている観光ブームを追い風に
外国人ランナー参加者の伸び代はかなりあります。
5 10回というアニバーサリー大会で抽選倍率↗︎
東京マラソン2016は、第10回大会。
つまり、記念すべきアニバーサリー大会なのです。
どのマラソン大会も、10年・20年という
アニバーサリー大会には参加数を増やしています。
特に日本人は、キリのいい数字が大好き。
東京マラソンの抽選倍率を押し上げる
決定的な要因になるでしょう。
東京マラソン2016の競争倍率の予想まとめ
[引用:東京マラソン財団]
【競争倍率・押し上げ効果1】
マラソンブームにとどまらず、女性を中心にランナーは増加傾向
【競争倍率・押し上げ効果2】
「東京オリンピック」の波及効果で、引き続き関心は継続
【競争倍率・押し上げ効果3】
「リオ・オリンピック」イヤーの好影響で、強い追い風
【競争倍率・押し上げ効果4】
訪日観光客の増加で、外国人ランナーの伸び代が期待大
【競争倍率・押し上げ効果5】
10回というアニバーサリー大会は、決定的な要因
以上の5つの要因から、東京マラソン2016は
大きな関心を集めるビッグイベントとなり
引き続き30万人を超える申込者を数えると予想されます。
ただし、競争倍率の高さを敬遠するランナーや
都市型マラソンの参加費用の高さが懸念され
競争倍率11倍の大台突破は難しいものと予想。
過去最高を更新するものの
競争倍率は10倍台に落ち着くものと考えます。
マラソン大会だけに、いつまでも息の長い大会であって欲しい!
そんな期待も込めながら。