東京マラソン2015コース攻略5ヒント集
[引用:東京マラソン財団]
東京マラソン2015の競争倍率は、またも10倍超え。
2015年に9回目を迎える東京マラソンは
世界の名だたるシティマラソンに引けを取らない
人気の競技大会に成長しました。
オリンピックのメダリストたちも登場する
東京マラソン2015のコースを分析
攻略するヒントを5つにまとめました。
1 スタート直後の下り坂はゆったりピッチ走法で
この図をご覧ください。
東京マラソン2015のコースの標高を表す断面図です。
もっとも高い標高約40mにあるスタートの新宿から
約7㎞の地点までの高低差は約38m。
13階建てのビルを一気に駆け下りるようなものです。
この下り坂を攻略するには
スピードを出し過ぎてエネルギーを消耗しないこと。
ここでスタミナを使い果たすと
後悔することになるので、要注意です。
下り坂では前傾姿勢をとり、リラックスした体勢を維持。
小刻みに走る「ピッチ走法」で
リズミカルに走ることを心がけてください。
2 ゴール直前、試練のアップダウンを乗り切る
[引用:東京の観光公式サイト]
もうひとつの東京マラソン2015の難所は
ゴールまであと約10㎞の地点にあるアップダウン。
佃大橋などがかかる3つの橋を通過するのですが
中央部が盛り上がっているので高低差があるのです。
下り坂は、先ほど紹介しましたので
上り坂の攻略法をご案内。
視線は走る前方の約3~5m先へ置き
のけぞるのではなく、前傾姿勢をとります。
体の重心を前方斜め下へ移動させる
イメージをもちながら走ると効率的です。
3 ノドが渇く前、お腹が空く前に小まめに補給
水分補給と栄養補給は、クルマでいうならガソリン補給。
ガス欠したら、完走どころか棄権や
最悪の場合、救急搬送も起こり得るのです。
東京マラソン2015では、たくさんの地点に
水分・栄養補給ポイントを設置しています。
ノドが渇く前、お腹が空く前に補給することが重要。
目安は、10㎞・20㎞・30㎞地点で栄養補給をすると効率的。
補給エイドが設置されていないところでも
すぐに栄養補給ができるよう、ウエストポーチに
栄養補給ジェルやチョコレートなどを携行すると万全です。
4 脚に少しでも違和感を感じたら即ストレッチ
走っているうちに必ずやって来るのが、足の痛み。
ふくらはぎ、膝の関節などの脚の痛みが中心です。
少しでも痛くなってきたら、路肩へ寄ってストレッチを。
また走れる気分になってきますから、ぜひトライ!
コースの途中には多くの救護所も用意されています。
遠慮せず利用することをオススメします。
靴ずれを起こさないよう、スタート前
足全体にワセリン状のものを塗っておくと効果的。
5 トイレに行きたくなったら即並び用を足す
マラソンはトイレとの戦いでもあります。
トイレを制するものがマラソンを制す
といっても過言ではありません。
東京マラソン2015では、たくさんのトイレが
設置されていますが、いかに活用するかがポイント。
まず、スタート会場。
ここにはたくさんの仮設トイレが用意されているので
必ず行くようにしてください。
コース途中にあるトイレは、どこも混んでいますが
すぐに順番は回ってきます。
あきらめず、並んで用を足すようにしてください。
トイレに行きたくなったら
とにかく並んで用を足すことを肝に銘じることです。
東京マラソン2015コース攻略5ヒント集まとめ
1 スタート直後の下り坂は、あわてて飛び出さない
前傾姿勢で、ゆったりピッチ走法を心がける
2 ゴール直前のアップダウンは、いずれも小幅で
重心の移動による省エネ走法を心がける
3 水分補給と栄養補給は
ノドが渇く前、お腹が空く前に小まめに行う
4 脚に少しでも違和感を感じたら
路肩へ寄って即ストレッチを行う
5 トイレに行きたくなったら我慢せず
即並んで用を足す
タイムをねらうランナー、完走をめざすランナー
東京マラソン2015に参加する方の思いは、さまざま。
ここに紹介した攻略法を参考にして
少しでも快適にランしていただければ幸いです。