完走できる!マラソン大会1週間前の食事メニュー
マラソン大会まで、あと1週間。
トレーニング・メニューは順調に消化できたでしょうか?
トレーニングとともに大事なのは、食事。
マラソンを完走するために必要なエネルギーを
きちんとチャージしておかなければ、実力は発揮できません。
マラソンに慣れた方なら、体のコンディションと
コミュニケーションしながら
食事をコントロールできるでしょう。
しかし、マラソンの初心者にとって
食事のことはハードルが高い問題かもしれません。
そこで、マラソン完走に向けた食事で一番ポイントとなる
大会1週間前の食事・メニューについて考えてみましょう。
体重を増減させないよう、食事でコントロール
大会1週間前には、これまで積んできたトレーニングも一段落。
大会当日に向けて疲労を残さないよう
ゆったりとしたペースで練習を積むべき時です。
練習量が減ると、どしても体重が増えがち。
体重が増えれば、膝への負担が増しケガの原因に。
体重が減れば、マラソンに必要なパワーが不足します。
そこで、大切なのが、食事コントロールです。
マラソンのエネルギー、グリコーゲンを体にチャージ
マラソンを走りきるためには、体にエネルギーを
しっかりチャージしておかなくてはなりません。
マラソンを走るためのエネルギーとは、なんでしょう?
主食のご飯・パン・パスタ・麺類などの炭水化物に含まれる
糖質から得られ、肝臓や筋肉などに貯められるグリコーゲンです。
グリコーゲンを、いかに効率的&効果的にとるか
それは大会1週間前の食事にかかっています。
1週間でグリコーゲンを貯めやすい体をつくるには
グリコーゲンを1週間で体内に効果的に蓄える方法。
その問題を解決するには、体とグリコーゲンの関係を知ることです。
私たちの体は、飢えを感じるとグリコーゲンを貯める特性があります。
そこで、1週間で体がグリコーゲンを貯めやすくする体をつくりあげ
大会当日にはグリコーゲンで満タンにすることです。
1週間前の前半・後半で食事メニューを変える
人間の体とグリコーゲンの関係をうまく利用します。
「前半はグリコーゲンを蓄えやすい体をつくる期間」
「後半はグリコーゲンを体にしっかり取り込む期間」と位置づけ
グリコーゲンを貯めやすい食事メニューをとります。
[前半:大会1週間前から3日前]の食事メニュー
このステージのポイントは、糖質の割合をやや減らし
後半にグリコーゲンを貯めやすくすることです。
その分、良質のタンパク質を多く含む食事をとります。
もちろん、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルと
バランスの良い食事を心がけることは変わりません。
[主食]低脂肪・高タンパク イタリアン鍋
筋肉と血液をつくる良質のタンパク質を多めにとる主食です。
良質のタンパク質がとれる白身のタラをメインに
アサリ・トマトの旨味が食欲を増してくれます。
[副菜]茹でブロッコリーのカリカリ・ハムのせ
[引用:クックパッド 簡単!ビタミンたっぷり副菜]
ビタミンやミネラルがとれる副菜です。
ブロッコリーでたっぷり補給してください。
[後半:大会3日前から1日前]の食事メニュー
前半で、糖質を抑え気味になった体は
グリコーゲンを貯めようとウズウズしています。
そこで、糖質を多めに含むメニューをとり
肝臓と筋肉にしっかりとグリコーゲンを貯め込んでいきます。
マラソン当日には、グリコーゲンが推進エネルギーとなり
マラソンの走りをがっちりサポートしてくれます。
[主食]豆乳カルボナーラ
[引用:クックパッド 豆乳カルボナーラ]
グリコーゲンとなる糖質を多めにとる主食メニューです。
生クリームや牛乳を使わないから低脂肪でヘルシー
でもボリューム満点です。
[副菜]うなぎの蒲焼アレンジ・サラダ
ビタミンやミネラルがとれる副菜。
ビタミン豊富なうなぎを使ったサラダです。
マラソン大会1週間前の食事メニューのポイントまとめ
●体重を変動させないよう食事でコントロールする
●マラソンのエネルギー源はグリコーゲン
【1週間でグリコーゲンを貯めやすい体をつくる食事メニュー】
[前半:大会1週間前から4日前]の食事メニューは「糖質<タンパク質」
糖質の割合を減らしタンパク質を多めにとれる食事メニューにする
[後半:大会3日前から1日前]の食事メニュー「糖質>タンパク質」
糖質を含むメニューを多くとり、肝臓などにグリコーゲンを貯め込む
●炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル
バランスの良い食事を心がけることは基本
マラソンランナーにとって、食事もトレーニングのひとつ。
特に、大会1週間前はエネルギーをたくわえる、とても大切な時間。
このレシピを参考に、あなたの好みでアレンジを加え
ぜひ完走を目指してください。