高校生に人気のスポーツランキングベスト10!
学校の勉強だけでなく、塾に通うなど忙しさが増していく高校生活。スポーツをする人の割合も中学生までと比べると減少しているようです。一方、体はどんどん成長し、大人の体格になっていく時期でもありますし、高校生のスポーツは、周りからの注目度は中学生に比べると高まっていきます。
今回は、高校生に人気のスポーツをランキング形式でご紹介します。
※ランキングはベネッセ教育総合研究所 第2回 学校外教育活動に関する調査を元にしています。また、アンケート内容は「この1年間で、お子様が定期的にしていた運動やスポーツはありますか(ありましたか)(複数回答)」というものです。
1位 テニス
高校生がするスポーツ人気ランキングの1位はテニス。テニスは、シニア世代になっても楽しめる生涯スポーツでありながら、競技スポーツとしての面で考えると、筋力、持久力、敏捷性、柔軟性などオールマイティな体力を必要とするスポーツといわれています。
2位 陸上
高校での陸上競技は、個人個人でより得意種目に特化していく傾向があるようです。自分の記録との戦いですが、社会に出てからも基礎体力に自信が持てるようになったり、体についての知識が深まるというメリットもあるようです。
3位 スイミング
陸上と同様、自分自身の記録への挑戦という部分で個人スポーツともいえる水泳。競泳のほか、飛込や水球など種目も多彩に。実力があれば、萩野公介選手のようにオリンピック出場も夢ではありませんね。
4位 野球
人気ランキング4位は野球。高校野球といえば、春夏の甲子園大会。歴史もあり、他のスポーツとくらべても注目度は高いです。中学では学校部活以外のシニアリーグやボーイズリーグなどのチームに所属していた人も、高校ではすべて部活動に入ってくるのも特徴です、
5位 サッカー
冬休みに開催される全国高等学校サッカー選手権大会は、テレビ中継もされるため、一般の人にもなじみがある大会。野球とは異なり、クラブチームなど、学校の部活動以外でサッカーをするという選択肢もあるのが特徴です。
6位 バドミントン
世界トップレベル選手になると、スマッシュの初速が400㎞/hを超えるほどのスピードが出るといわれるバドミントン。高校生にもなると、そのスピード感は社会人に近いといえるでしょう。2012年に史上最年少でバドミントン日本代表に選ばれた山口茜選手(当時高校1年生)など、高校生でもトップレベルになれる可能性があるスポーツのひとつですね。
7位 卓球
石川佳純選手などの若い世代が活躍し、それが世界トップレベルというのが今の日本の卓球。1月に行われた全日本選手権の女子ダブルスで準優勝を果たした阿部愛莉選手と森薗美月選手(四天王寺高校)など高校生のレベルも高く、注目されています。
8位 ダンス
昨年行われた第7回日本高校ダンス部選手権では、過去最多の349チームがエントリーするなど、さまざまなスポーツの中でも、近年人気が高まっているのがダンスです。部活としての大会以外にも全国大会があるのも特徴と言えるでしょう。
ちなみに、昨年行われた日本高校ダンス部選手権「ビッグクラス」の優勝校・大阪府立今宮高等学校のダンス動画を見つけたので、是非チェックしてみてください。
動画
【ビッグクラス優勝】 大阪府立今宮高等学校 / 第7回日本高校ダンス部選手権「Fit’s DANCE STADIUM」
9位 バスケットボール
高校生のバスケットボールといえば、「スラムダンク」「黒子のバスケ」「あひるの空」など、高校バスケを描いたヒット漫画が多数なのが特徴で、日本人で初めてNBA選手となった田臥勇太選手も、「スラムダンク」に影響を受けたそう。漫画がスポーツ自体の人気を高め、さらに一流選手を生むというのが面白いですよね。
10位 バレーボール
野球、サッカーとならび、全国大会がテレビ中継されるため、メジャーな高校生スポーツといえるのがバレーボール。ちなみに、昨年ノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんは、高校時代にバレーボール部でハードな練習をしていたそうで、研究者になってからも高校時代の苦労が糧になったと語っていました。
以上、高校生の人気スポーツランキングをご紹介しました。どのスポーツもレベルが高く、野球やサッカー、バレーボールなど、見るスポーツとしても、大人顔負けの人気があるものもあります。
また、練習も中学校までとは違い、ハードになることが多く、その中で培った体力や精神力、ともにがんばった仲間は、社会に出てからも役立っていくことでしょう。中学生までとくらべて、スポーツをする人の割合は減っていきますが、高校でもスポーツをすることで、得られることは多いのではないでしょうか。