60代に人気のスポーツランキングベスト10!
老化が進み、孫がいるという人も増えていく60代。おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれる年代になっても、スポーツを愛好する人は少なくありません。そんな60代に人気のスポーツランキングを発表いたします。
※ランキングは、総務省 「平成23年社会生活基本調査」を元に作成しています。
1位 ウォーキング・軽い体操
20代以降、すべての年代でランキング1位になったのは、やはりウォーキング・軽い体操です。60代になるとアンチエイジングは大きなテーマとなってきますが、いずれも欠かせないといえるでしょう。
また、肩こりや腰痛などの予防という点でも、定期的に軽い運動をすることは理想的ですよね。
2位 ゴルフ
純粋な競技スポーツという意味では、1位といっても差支えないほど人気があるのがゴルフです。
プロの世界ではジャンボ尾崎さんは68歳、青木功さんは70代と、まだまだ元気にプレーを続けていますし、全国の60代の方々でもまだまだ現役という方は多いのではないでしょうか。
ただし、寒い季節は要注意。ケガや病気の原因になりかねません。若い時よりもいっそう天気や気温などに気を付ける必要があるでしょうね。
3位 登山・ハイキング
堂々のランキング3位は、登山・ハイキング。最近では若い世代にも注目を集めているというお遍路もハイキングの一種ですし、自分の足で歩きながら、周囲の景観を楽しむというのは、世代共通なのかもしれません。
60代は、仕事も子育ても落ち着く時期。夫婦で登山やハイキングを楽しむのも良いかもしれません。
4位 つり
趣味として楽しみながら、健康を維持できるスポーツとして、釣りは年を取っても人気です。
ゴルフなどと同様に、若ければ上手いというわけではなく、長年の経験が生きるというのも魅力なのかもしれません。子供や孫と一緒に釣りをするというのも、きっと楽しいでしょうね。
5位 器具を使ったトレーニング
フィットネスクラブやスポーツジムを支えているのは60代ともいえるほど、今やシニア層の人気を集めています。
自宅で1人でもくもくとトレーニングするのも悪くはありませんが、同世代がたくさんいるジムなどで汗を流す方が、長続きもするし、何よりも楽しいのではないでしょうか。
6位 サイクリング
景色を楽しみながらできるスポーツとしての魅力があるサイクリング。ウォーキングやジョギングとくらべて、長い距離を移動できるというのも利点といえるでしょう。
また、スポーツタイプの自転車は、パーツやセッティングなど自分の体にあわせてカスタマイズできますので、凝り性の人にはぴったり。若いころと比べ、時間もあり経済的にも余裕がある60代で自転車にハマるひとが多いのは、そんな理由もあるのかもしれません。
7位 ボウリング
ボウリングブームのときに10代~20代だったのが今の60代。人によってはキャリア40年以上という人もいるでしょう。
シニア向けの大会も多いので、それに向けて日々練習をしている人も多いのでは? ボウリングは意外と運動になりますので、続けていくことで自然と老化を防ぐことになっていくのではないでしょうか。
8位 水泳
100歳のおばあちゃんスイマー・長岡三重子さんが昨年話題となりましたが、それぐらい生涯にわたって続けられるスポーツが水泳。その長岡さんが水泳をはじめたのは80歳の頃だったといいますので、60代で始めるのは早いぐらいです。
水泳は全身運動なうえ、関節への負担も軽いのが、高齢になっても続けられる理由だといえるでしょう。
上でもご紹介した、100歳スイマー長岡三重子さんのニュース動画を見つけました。彼女の活躍は、シニア世代だけでなく、若い人たちにとってもきっと励みになりますよね。
9位 ジョギング・マラソン
国民的ランニングブームのなか、60代の人気ランキングでも9位に入ったのがジョギング・マラソン。市民が気軽に参加できる大会が増え、参加者の年齢層も幅があるため、自分の状態に合わせて参加することも可能です。
いくつになっても、目標を持てば自然と早く長い距離を走れるようになるといわれていますので、大会参加を目指してみるのもいいかもしれませんね。
10位 野球
60代の男性にとって、子供の頃に誰もがやったことがあるのが野球。むしろサッカーやバスケットボールはあまり普及していなかった時代です。そんな少年のころからずっと続けているという人も多いのでしょう。慣れ親しんだスポーツとはいえ、60代の方々は準備運動を入念に行い試合に入るのが賢明です。
おじいちゃん、おばあちゃん世代ともいえる60代ですが、総じてスポーツをしている人は、若さを保っていると思われます。
アンチエイジング、つまり老化防止にも運動は役立つといえるのです。
人生はまだまだ続きます。健康で豊かに過ごすためにも、長くスポーツを続けていってくださいね。